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1. |
商業と焦燥
01:39
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陸橋に沿うように雨が滑る。
覆う遮音壁が街を閉じる。
FMラジオの周波数を合わせる。
右折を遮る三車線 次の現示まで50秒
モールは深層にない焦燥を刺激する。
既出のサブカルチャー
量産されたアウター
尖らないアパレル
記号を求める先端で
必要が無い。
目的が無い。
少しだけ
思い出しただけ
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2. |
ニュータウン
02:04
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賑わう。南下していく水景施設
プラスチックは遊具を反射する/揺れる袖を引き留める
赤青黄のベンゼン。
レールの無い空中列車はアーチを描き郊外へ消える...
最適化された暮らしは早々に規模を縮小→想像
ショッピングモールと分譲マンション、広場を結ぶ歩道橋
遊・由・快・適/ギァラリー、あたかも全員行方不明。
入口にはインフォメーション
日々の雑踏、反響。
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3. |
夜間遊泳 (feat.夜中。)
02:06
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リゾートホテルの電燈が海に落ちる頃
魚はただ23時の雲を見ている。
802号室と夜間遊泳
アスファルトはまだ熱を帯びたまま
椰子の葉が黒に融け、光を透く。
ひと月遅れの梅雨が高速道路を濡らす
36から53へ 次の交差点を右折
前後不覚。
涼しげはポップアップ・ショップ
並びに純喫茶/レストランと佈気楼と温泉街を抜け
交じるジェラートの味
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4. |
スターゲイザー
02:08
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片足の鳥は傘もささずに
水面が夜行性を映す。
進行する嘘が空間を彩る
ブレイク・ビーツ!
スターゲイザーはバニラを照らし
暮らしよりも遠い場所へ
エスカレーターの先の展望台 生憎の曇り
プールを滑空する人鳥たち
回転木馬が白光を走る。
動植物を繋ぐモノレールが雨をはじく
霧のかかった椰子が輪郭を失い、あの認識が曖昧になる
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5. |
ポートタワー
02:19
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水槽の空をナビゲート。ここは地上53m
フラッシュは炊かないで 目泳がせないで
螺旋階段がフレアに触れていく
推進力と睡眠導入
ガラスの手前と向こう(内と外)が打ち解けてココアを溶かす。
暗がりのベルーガ 色彩を低周波に変え
紅い海月を約束する
青と白のカプセルが30秒で下っていく
飛沫を形容する波面
画面越しと目の前は相違してる
シティ・ポップが駅前交差点で
あざとい程に流れ出した
椰子が潮風に揺れる瞬間、髪に触れる。
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6. |
栞 (feat.rea_chan)
02:16
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解けて届けた透明世界。
文藝少女、高架下
屋上。白を交感したい
ジムノペディが溶かした。
三年。白線が示す概念の証明
属性を問う・問わないに関する憧憬と世界の改変
メタフィクションと前半の共感性羞恥
狂言回しから独白へ
あの生活も悪くないので!
暴走 エマージェンシーモード
憂鬱さえも感じない世界から
早朝改変
Are you Ready?
創造
もうそろ雪が降りそう
全部やり直そう
無意識掴んだきみの袖
ねぇきいて わたしはここにいる
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7. |
発熱
02:02
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震える朝を/震える朝を繰り返すこと。
その振動自体、実は意味を持たないことを今は分かっている。
心臓が別の場所にあるから。
だから、アラームは壊してしまった。
味覚を失っても、熱が脈を打つことが解る/感じる。
あの夜の景色と折り合いはつけない 許して
日々割れた風景・中央。忙ぐ夢の泡が遠い
この街の容量が煩いけど、たまに眩しくて。
ただ駅に刺している セブンスコードの恋風邪に泣かないように
絵に描いたようなこんな空を集めたら何処へ行こうか。
気になった恒星
ずっと、唄は廻ることを止めない。
だからこの街で、このメロディーで、この純粋を見せたい。
国道に落ちていく夕焼けの日と
海が生まれ変わるまでは。
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